【住宅ローン金利過去】からの推移

今回は「住宅ローンの金利過去からの推移」について
お話ししていきます。
【史上最低金利】などと言われていますが、
これを読むと、どのような状況かが、
分かってきます。
えっ!!昔はこんなに金利が高かったの!!
ゆたまる
今ならとてもじゃないけど
マイホーム買えないよ(ToT)
コンさん
・住宅ローンのことを知りたい方
・低金利と言われている現在の状況が知りたい方
・金利が違うと支払額の差がどのくらいになるか知りたい方
【フラット35民間金融機関の住宅ローン金利推移(変動金利等)】
【住宅ローン金利過去】から現在の状況
変動金利において大事なポイントが2点あります
・過去最高金利 8.5%
・現在の金利 2.475%
上記の金利が「店頭金利」と
言われている金利です。
この店頭金利から、優遇金利(金利引き下げ)が適用され
店頭金利2.475%-優遇金利1.85%で
=0.625%
などの住宅ローンの実際の金利となります。
最高金利の時代がバブル経済がちょうど崩壊の頃ですね。
現在との金利差が6.025%もあります!
金利で言われても違いが実感できないと思いますので、
次で比較していきます。
⇓自分の年収でどのくらいの価格の物件が買えるのか⇓
最高金利と現在の金利での支払い例
一概に、最高金利時と現在の金利で
優遇金利は同じとは言えませんが、
分かりやすく同じ優遇金利で計算していきます。
※借入額4,000万円 内ボーナス払い0円
35年ローンで計算
8.5%-1.85%=実行金利6.65%
月々=245,795円
2.475%-1.85%=実行金利0.625%
月々=106,058円
差額はなんと月々の支払額で
139,737円
月々の支払額が倍以上ですね!
当時は土地も高騰していたので、
現状と考えるとダブルでの痛手です。
⇓これからお住まい探しをする方に⇓
今後の状況について
数年前には、東京オリンピックの開催が決まり
景気が良くなり、金利が上昇するとの予測が多くありました。
ですが現在の状況は、固定金利には多少の変動はありますが、
変動金利の店頭金利
2.475%に変わりはありません。
私個人の見解でもしばらくは動きはないと思っています。
ですが変動金利のどこが変わってくるかというと、
優遇金利の部分です。
優遇金利の金利の引き下げ幅は、
金融機関・その人の内容によって
変わってきますが、
今後、根本的な金利引き下げ幅が縮小される可能性があります。
現在、2.0%の優遇金利が適用される方でも、
最大が1.85%になど、優遇金利が減少してしまう
可能性があります
優遇金利の引き下げ幅が減少するとどのくらい変わるのか?
支払額を3つのパターンで
金利を0.5%変えて試算してみます。
※現在の店頭金利2.475% (基準金利)
借入額4,000万円 内ボーナス払い0円 35年ローン
①優遇金利▲2・0% 実行金利0.475%
・月々の返済額 →103,392円
・総返済額 →43,424,985円
②優遇金利▲1.5% 実行金利0.975%
・月々の返済額 →107,860円
・総返済額 →45,301,417円
③優遇金利▲1.0% 実行金利1.475%
・月々の返済額 →121,984円
・総返済額 →51,233,498円
①と③で金利が1%でも変わってくると
・月々返済額 →18,592円
・総返済額 →7,808,513円
月々の返済額で約1.9万円
総返済額で約781万円
こんなにも大きく差がでてきます!
借入額が増えれば、もちろん
より差が大きくなります!
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まとめ
今、マイホームの購入を考えている方々にとって、
過去の動向は関係ないと思われるかもしれません。
「歴史は繰り返す」ではないですが、
過去の動向も読み解いていかないと
これからの動向もつかめてきません。
現状の金利が以前より低いのは確かです。
今後の動向は確かなことは言えませんが、
金利が少し高くなるだけで
家計へのダメージは計り知れません。
お住まい探しの”タイミング”を逃さないよう、
物件だけではなく、金利の動向もチェックして
いきましょう!
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